花札の基本的なルール

花札屋内/インドア

花札にはさまざまな種類の遊び方がありますが、親や席順の決め方など、どのゲームにも共通する基本的なルールがあります。

ここではその共通するルールについて簡単にご紹介します。

札の呼び方

自分の札、相手の札、場に出ている札など、札にはそれぞれの呼び方があります。

これらはどのゲームでも共通の呼び方をしますので覚えておきましょう。

主な札の呼び方
  • 手札(てふだ)
  • 場札(ばふだ)
  • 山札(やまふだ)

自分だけが見れる自分の持ち札のことを「手札てふだ」といいます。

場に表向きで並べられた札を「場札ばふだ」といいます。

裏向けに伏せて積まれた札を「山札やまふだ」といいます。

札の呼び方

※「山札」は「めくり札」と呼ばれることもあります。
※「場札」は表向きにして場に晒すさらすことから「さらし札」と呼ばれることもあります。

札の絵柄の意味と点数

花札は1組48枚の札があります。

4枚ずつを同じ絵柄で「ひと月」として、12の絵柄で分けられています。

また、札はそれぞれが自分の点数を持っています。

たとえば1月であれば以下の図のように「松の絵柄」で4枚といった感じです。

松

他の札の種類と点数の早見表はこちらから確認できます。

花札の札の種類と点数の一覧表

「親」と席順の決め方

花札ではほとんどのゲームで「親」を決め、親が進行係をつとめます。

花札を裏向けの山にして置き(山札)、その山札から全員が1枚ずつめくって月の早い人(月数の少ない方)が「親」になります。※同月の場合は点数の高い人が「親」です。

(例)

親の決め方

席順は、月の早い順に親から反時計回りに座ります。

札の配り方

札を配る前に、最初に「胴二どうじ」が札をよく切ります。

そして胴二が切った札を「ビキ」が上下に分けて入れ替えます。

最終的に切られた札を「親」がそのときのゲームに必要な枚数だけ配ります。

配り方は最初に「胴二」から配り、順に反時計回りに配ります。

それぞれの手札(手持ちの札)を配り終えたら残った札を伏せたまま積んでおきます(山札)

※胴二…親の右隣の人
※ビキ…子の中で一番最後の人。親の左隣の人
※胴二が切った札をビキが入れ替えることを「のぞむ」と言います。

親の札との交換(親手を貰う)

親が札を配り終えたときに、まだ誰も(親を含む全員)札を見る前であれば、子は自分の札と親の札の交換を申し出ることができます。

これを「親手を貰う」と言います。

※不正防止のためのルール

出る・下りる(参加者を決める)

ゲームの種類によって参加可能な人数に上限がありますが、参加希望者がそれ以上の人数のときには一旦全員に手札を配り、自分の手を確認したあとに親から順番に「出る(ゲームに参加)」か「下りる(ゲームへの参加をとりやめ)」かを宣言します。

ゲームの種類によっては下りるときに「下り賃」を払わなければいけないなど、その他の細かいルールが存在する場合もあります。

「出る」人数がゲームの規定の人数になった時点で残りの人は強制的に参加できなくなり「下りる」ことになります。

この状態になることを「追い込み」と言って、追い込まれた人は「追い込み賃」がもらえるなどのルールもあります。

反対に先に宣言する人の「下りる」が続き、ゲームの規定の人数になった時点でまだ宣言していない人は強制的に「出る」ことになります。

この状態を「縛り(しばり)」と言います。

その他、ゲームごとの細かいルールはそれぞれの記事で説明しています。