【花札】ひよこの遊び方とルール

花札ひよこ屋内/インドア

「ひよこ」は別名「しょっしょ」とも呼ばれる花札ゲームの1つです。

このゲームでは札の扱いが他の花札ゲームとは大きく違い、独特なルールがあるのが特徴です。

対象人数

ひよこは2人で遊ぶゲームです。

「ひよこ」に使う札の数

花札45枚(桐のカス札3枚を抜いて使用します)

「ひよこ」の遊び方

「ひよこ」では他の「こいこい」や「花合わせ」などのように「場札」はなく、代わりに「台札だいふだ」という1枚の札を場に置きます。

そして、その台札の「月」に続く札を手札の中から順番に出していき、相手よりも早く手札を出し切り、先に3勝した人が勝者となります。

①親と席を決める

山札

花札を裏向けの山にして置き、1枚ずつめくって月の早い方が「親」になります。※同月の場合は得点の高い方が「親」です。

席順は、月の早い順に親から反時計回りに座ります。

札の「月分け」や得点は以下の一覧表で確認できます。

花札の札の種類と点数の一覧表

※家族や親しい友人と遊ぶときなどは正式なルールでなくとも、ジャンケンなどで決めても良いと思います。

③札を配る

札は「親」が配ります。

「子」の手札を裏向けで3枚 ⇒ 「親」(自分)の手札を裏向けで3枚 ⇒ 「子」の手札を裏向けで3枚 ⇒ 「親」(自分)の手札を裏向けで3枚

を繰り返し、それぞれの手札が6枚の状態にします。

残りの札は場に裏向けで積んでおきます(山札)

そして最後に山札の1番上の札をめくって表向きで場に置きます。(台札)

ひよこの場

④ゲーム開始

「ひよこ」では、札を配り終わったら親から順に「台札の月」に続く札を手札の中から出していきます。

たとえば、上記の図では台札が「松=1月」なので親は「2月の札」しか出せません。※手札の中に化札(後述します)があれば出すことができます。

このゲームでは他の「こいこい」や「花合わせ」とは札の月の扱いが変わりますので、以下の表を確認してください。

1月
2月
3月
4月
5月菖蒲
6月
7月
8月
9月
10月紅葉
11月牡丹
12月

2月、6月、11月、12月がそれぞれ他のゲームとは以下のように変更になっています。

  • 2月:梅 → 柳
  • 6月:牡丹 → 桐
  • 11月:柳 → 牡丹
  • 12月:桐 → 梅

最初の段階で親が台札に続く月の札を持っていなければそのまま子に順番を回します。

また、子も台札に続く月の札を持っていなければ親が山札から新しく1枚をめくり、その札を新たな台札とします。

反対に、子が札を出して次の親が札を持っていない場合は子が山札から新しく1枚をめくり、その札を新たな台札とします。

その他のルール

「ひよこ」には独特な特別ルールがいくつかあります。

化札(鬼札)

「ひよこ」では「化札」(鬼札)が10枚も存在します。

化札とは、花札ゲーム「むし」で登場する「鬼札」(柳のカス札)と同じく、他の札とも合わせて取ることが可能な札のことです(他の月の札に化けるという意味ですね)

以下の一覧では、本来の月も込みで記載しています。

松に鶴松に鶴1月~10月までの札に化ける
松の短冊松の短冊1月~10月までの札に化ける
柳に小野道風柳に小野道風2月~11月までの札に化ける
柳の短冊柳の短冊2月~10月までの札に化ける
桜の短冊桜の短冊1月~12月までの札に化ける
桐に鳳凰桐に鳳凰1月の札に化ける※
梅の短冊梅の短冊1月の札に化ける※
梅のカス梅のカス1月の札に化ける※
梅のカス梅のカス1月の札に化ける※
梅に鶯梅に鶯1月~12月までの札に化ける※

※マークがついているものは山札からめくったときにだけ化札となり、手札の中にあった場合は化札にはなりません。

一二つけ打ち

台札が「1月」(松)の場合、通常であればその次の月「2月」の(柳)を出しますが、手札の中に「1月」(松)と「2月」の(柳)を持っている場合は2枚一緒に出すことができます。

6月札

「ひよこ」では桐の短冊とカスの3枚は使わないので、「桐に鳳凰」は化札となります。

化札としてうまく使わない限りは「ひよこ」において桐は他に使い道がないので、化札としてうまく使いましょう。

桐に鳳凰

ゲームの勝敗

「ひよこ」では相手より早く手札を出し切った人が勝者となります。

これを3回戦やって勝敗をつけるゲームです。

勝敗が決まるまでが3回戦と短めなので気軽に遊べます。