花札はコンパクトなサイズなので自宅はもちろん、旅先や友達の家にでも簡単に持ち運ぶことができ、2人以上から楽しめるカードゲームとして人気です。
広く知られている「こいこい」や「花合わせ」といった遊び方の他にもいろいろな遊び方があり、2人から7、8人までが楽しむことができます。
ここでは、花札の遊び方の種類や簡単なルールをご紹介します。
ぜひ友達や家族と一緒に楽しく遊んでみましょう。
どのゲームにも共通のルールだけは以下のページでまとめています。
花札とは
花札(はなふだ)は、日本のかるたの一種であり「花かるた」とも呼ばれた。今では一般に花札といえば八八花のことで、一組48枚に、12か月折々の花が4枚ずつに書き込まれている。
引用 Wikipedia
48という枚数は、一組48枚だったころのポルトガルのトランプが伝来した名残だそうです。
さまざまな遊び方
花札には、代表的な「こいこい」や「花合わせ」以外にもたくさんの遊び方があります。
こいこい
手札(手に持っている札)と場札(場に出ている札)の花(絵柄)が揃うと自分の持ち札(取り札)となり、持ち札の中で役が成立したらその得点を競います。
対象人数:2人
花合わせ
「こいこい」と同じく手札と場札の花(絵柄)を揃えて自分の持ち札(取り札)の役で競うことに変わりはありませんが、遊べる人数などや終わり方のルールなどが違います。
対象人数:原則3人(4人でも可)
八八
遊び方は基本的には「花合わせ」と同じですが、ゲームに参加するのかしないのか出降りを決めて宣言するなど特徴的なルールの違いがあります。
対象人数:3~7人
むし
主に関西方面で遊ばれている二人打ちの花札ゲームで、通常の花札から牡丹(六月)と萩(七月)を除いた40枚でプレイし、取札の点数を競うゲームです。
対象人数:2人
ひよこ
桐のカス札3枚を除いた45枚の札を用いて親とビキの二人で競い、相手より先に手札を出しきり先に3勝した方を勝者とするゲームです。
対象人数:2人
六百間
六百間(ろっぴゃっけん)は2人または3人で競技を行う花札遊戯のひとつです。
主に九州地方や中国地方、関西地方で遊ばれている花札ゲームで相手より先に600点を獲得したものが勝者となります。
対象人数:2人(地方によっては3人)
きんご
札の合計を15、もしくはそれに近い数字に近づけたら勝利するゲームです。
トランプのブラックジャックに似ています。
対象人数:2人~6、7人
ポカ
手札を相手よりも早く出しきり、碁石5個を先取りした方が勝者となるスピーディなゲームです。
対象人数:基本的には2人(3人以上でも可)
おいちょかぶ
配られた2枚または3枚の札の合計値の一桁目がカブ(9)に近ければ近いほど勝ちというシンプルなゲームです。※おいちょかぶでは9を「カブ」と言います。
対象人数:2人以上
京かぶ
京かぶはおいちょかぶの原型と言われており、基本的な遊び方はほとんど同じですがルールの細部が少々異なります。
対象人数:2人以上